イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

情報工学研究院

教授

岡部 孝弘

おかべ たかひろ

所属
情報工学研究院
知能情報工学研究系
プロフィール
1974 生まれ
2011 博士(情報理工学) 東京大学
2000 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程中退
1999 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了

人間は,2次元の網膜画像に基づいて,3次元の物理的世界を理解・認識しています。このような人間の視覚機能を計算機により実現することを目指す研究は,コンピュータビジョンと呼ばれています。技術としての面白さと科学としての面白さの両方を味わえることが,この研究分野の魅力です。

受賞
①電子情報通信学会論文賞(2006,2008,2010)
②情報処理学会創立50周年記念論文賞(2010)

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物理に基づくコンピュータビジョン

● 研究テーマ

  • ①物体の形状・反射特性のモデリング
  • ②シーンの光源・照明環境のモデリング
  • ③画質改善

● 分野

コンピュータビジョン,コンピュータグラフィックス,パターン認識

● キーワード

イメージベースドモデリング,コンピュテーショナルフォトグラフィ

● 実施中の研究概要

画像は物体表面で生じる反射などの物理現象を捉えたものであり,画素値は物体の形状・反射特性や物体を照らす光源などのシーンの記述(モデル)に依存します。コンピュータグラフィックスがシーンの記述から画像を生成する技術であるのに対して,コンピュータビジョンは画像からシーンの記述を復元する技術です。
我々のグループでは,物理に基づくコンピュータビジョン(physics-based vision)と呼ばれるアプローチで,画像の理解・認識・生成に関する研究を行っています。物理に基づくコンピュータビジョンでは,画像処理アルゴリズムをアドホックに設計するのではなく,画像の背後にある物理現象に基づいて設計するのが特長です。具体的には,物体の形状・反射特性のモデリング,シーンの光源・照明環境のモデリング,画質改善,および,顔認識・物体認識などの研究に取り組んでいます。

● 今後進めたい研究

分光解析やデータ駆動型のアプローチにも興味を持っています。

● 特徴ある実験機器、設備

①ハイパースペクトルカメラ
②モノクロメーター・スペクトロメーター

● 研究室ホームページ