イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

工学研究院

教授

惠良 秀則

えら ひでのり

所属
工学研究院
物質工学研究系
プロフィール
1953
生まれ
1987
工学博士
九州大学大学院
1979
九州大学大学院
大学院工学研究科
冶金学専攻修士課程修了
受賞
▶ 日本溶射協会論文賞(1996)
▶ 日本鋳造工学会小林(論文)賞(1999)
▶ 日本金属学会功績賞(1999)
▶ 第26回軽金属溶接論文賞
(社)軽金属溶接構造協会、日本(2008)

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新しい作動原理に基づく形状記憶現象の発見

● 研究テーマ

  • ❖溶融加工や塑性加工を利用して、新規材料を開発する研究

● 分野

金属生産加工、複合材料・物性、材料加工・処理

● キーワード

形状記憶合金、新規鋳造法、溶射材料開発、ナノ構造解析

● 実施中の研究概要

マテリアル(材料)の性質を良くするため、実験を通した研究を中心に行っています。マテリアルを創るには多くのプロセスを必要としています。その中でも、もっとも基本となる凝固法(金属や合金を高温で融かして固める方法)を利用したり、これを応用したプロセスを用いてマテリアルの開発を行っています。いろんな鋳造法(溶融凝固法)や溶射法(急速凝固法)またスパッタ法(気相合成法)などを利用して、これまでにない機能を持たせたり表面だけを改善して、環境にやさしいマテリアルの開発などを目指しています。傾斜機能球状黒鉛鋳鉄、超高純度アルミニウム合金、高強度銅合金、セラミックコーティング、アモルファスコーティング、金属人工格子などのマテリアルを用いて、衝撃吸収材料、形状記憶合金、耐摩耗・耐腐食材料、磁性メモリー材料などの研究を行っています。プロセスとマテリアルの開発を通して新しい「ものづくり」に挑戦してます。

● 今後進めたい研究

種々の加工法(鋳造、溶射、塑性加工など)を改善・応用して、新規高機能材料を開発したいと思います。

● 過去の共同研究、受託研究、産業界への技術移転などの実績

【研究内容】
① 様々な手法によるものづくりに関する研究
② 高機能材料の先端分析機器による結晶構造解析

【実績】
『X線・電子線回折を用いたスピネル型化合物の原子占有サイトに関する研究』財団法人 吉田学術教育振興会 (2009)

【受託研究】
① 『資源枯渇を配慮した溶射材料設計 (普通鋼の表面特殊鋼化技術)』JST シーズ発掘 A (2009)
② 『新溶射技術による印刷製紙機械における環境調和型高耐食性皮膜材料開発』ちゅうごく産業創造センター (2009)
③ 『次世代非晶質材料を活用した新たな溶射技術の開発』ものづくり中小企業製品開発等支援補助金 (2009)
④ 『自動車部材向けアルミニウム合金高速鍛造技術の開発』戦略的基盤技術高度化支援事業 (2008)
⑤ 『2段反応焼結法によるSiCセラミックス複合材料の製造技術の開発』 (2005)

【共同研究】
① 『電磁鋼板の粒界構造の研究』大学と企業との大型プロジェクト研究 (2007)
② 『Fe-Cr構造体の作製』企業との共同研究 (2007)
③ 『低温における球状黒鉛鋳鉄の酸化脱炭の研究』 (2005)

● 研究室ホームページ

①超急冷法による非平衡材料コーティング

②非平衡鉄系材料の原子の並びと電子回折図形

③コイル状のCu-Be(銅-ベリリウム)合金による形状記憶現象