イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

生命体工学研究科

助教

長谷川 一徳

はせがわ かずのり

所属
生命体工学研究科
生体機能応用工学専攻
プロフィール
1985
生まれ
2012
博士(工学) 東京工業大学
2012
東京工業大学大学院理工学研究科
電気電子工学専攻博士後期課程終了
2009
東京工業大学大学院理工学研究科
電気電子工学専攻修士課程終了

省エネルギーが求められる昨今,実質的なエネルギー損失なく自在に電気の形(直流/交流や電圧)を変えることができるパワーエレクトロニクス回路に興味を抱きました。パワーエレクトロニクスがこれからの柔軟なエネルギー利用を担うキーテクノロジーであると信じ研究を進めています。

受賞
International Power Electronics Conference (IPEC) Student Paper Award (2010年)

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持続可能なエネルギー使用を目指したエレクトロニクス技術

● 研究テーマ

  • ・次世代パワーエレクトロニクス回路の設計技術
  • ・パワー半導体デバイスの信頼性技術

● 分野

電力工学・電力交換・電気機器

● キーワード

パワーエレクトロニクス,パワー半導体デバイス

● 実施中の研究概要

CO2排出量を抑えた低炭素社会の実現が求められています。このためには,化石燃料に頼らない代替エネルギーの積極的な導入と,現有エネルギーの効率良い利用が必要です。風力や太陽光に代表される自然エネルギーはCO2を排出しない代替エネルギーとして注目されていますが,そのままでは既存の電力網に接続することが出来ません。自然エネルギーの発電量は一定ではないため,電力網へ接続する際は発電量を平準化した高品質な電力にする必要があります。一方で,現有エネルギーの効率よい利用の代表例として,ハイブリッド電気自動車が挙げられます。エンジンの動力だけでなく電気モータの力を借りることで,ブレーキ時に捨てていたエネルギーを電気エネルギーとして回収することができます。
このように,電気エネルギーの柔軟な利用が低炭素社会の実現に大きく貢献します。パワーエレクトロニクスはパワー半導体デバイスを利用して電気エネルギーの形(電圧や交流・直流の違い)を自在に変換することができます。
2050年には最終消費エネルギーに対する電気エネルギーの割合(電力化率)は50%を超えると予想されております。これに伴いパワーエレクトロニクスの需要がさらに拡大し,機器の小型化と同時に信頼性の向上も必要となってきます。従来の放熱設計,パワー半導体デバイス,電気回路が独立したパワーエレクトロニクスの研究開発では,この需要拡大に対応できなくなると考えています。これら3点を包括したパワーエレクトロニクス機器の設計技術について取り組んでいます。

● 特徴ある実験機器、設備

パワー半導体デバイス連続評価装置

● 知的財産権(技術シーズ)

【特許】
特開2010-220364 「電圧均一回路」