九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

生命体工学研究科

教授

佐藤 寧

さとう やすし

所属
生命体工学研究科
産学連携・URA領域 若松分室
プロフィール
1959
生まれ

より詳しい研究者情報へ

音を極める先端研究で事業化しオーディオ銘機賞を2度受賞

● 研究テーマ

  • ❖音声対話から音楽・声の高音質化まで幅広い音の研究

● 分野

知識ベース・知識システム 音声情報処理

● キーワード

音響信号処理、音声認識 音声対話、消音技術、大学発ベンチャー

● 実施中の研究概要

現在の研究は、音に関する技術開発です。
特に、劣化した音(音楽、音声など)を予測技術で、より高音質にできる技術の開発です。また、音に限らず、この技術を画像に展開することで高画質化技術への展開も可能です。
現在、数社の大手企業にすでに搭載実績があり、沖電気からは LSI 化され、販売されています。この技術の特長は、非常に簡単な処理で実現可能なことで、音質面でも銘機賞を受賞した実績があることです。
一方、音を予測できることで、音を消す研究開発も同時に行っています。これについては、マンションなどの騒音対策が可能であり、すでに消音技術として研究されていますが、本研究では、音波を平面波を用いて消す技術(特許出願中)で、より広範囲で効率の良い(1/10以下の減衰率)性能を発揮できます。

● 今後進めたい研究

本来、企業は製品の基本的な機能は自社で研究開発を行います。しかし、製品の基本機能だけでは、他社との差別化が難しい状況となります。本研究では、従来の技術をさらに高性能にして差別化するための技術を研究しており、現在10社以上の一部上場企業との開発を行っていて、今後必要とされる先端技術・差別化技術を充分に検討した上で研究開発を進めています。

● 知的財産権(技術シーズ)

『対話情報処理装置及び対話情報処理方法』特開 2006 - 268332
『ピッチ周期等化装置及びピッチ周期等化方法、並びに音声符号化装置、音声符号化装置及び音声符号化方法』
  特開 2006 - 301464
『高域信号補間方法及び高域信号補間装置』特開 2007 - 025480
『信号処理装置及び信号処理方法』特開 2007 - 166315
『音声信号処理装置、音声信号再生システム』特開 2008 - 058470
『高域信号補間方法及び高域信号補間装置』特開 2008 - 102206
『小電力情報伝達装置』特開 2008 - 124716
『ヘッドホン装置』特開 2008 - 211642
『高域信号補間装置』特開 2008 - 250173
『小便器の洗浄装置』特開 2009 - 091786

● 研究室ホームページ

http://www.ccr.kyutech.ac.jp/

● 過去の共同研究、受託研究、産業界への技術移転などの実績

九工大の補間技術を搭載して製品販売している事例は次の通りです。
① 東芝 音楽プレーヤ、ワンセグ機器など8機種へ技術を搭載販売
② ケンウッド オーディオプレーヤに圧縮技術を搭載し製品化し販売
③ 日立マクセル 技術搭載したブレソンシリーズ製品化 現在も販売中
④ 沖電気 音声合成LSIを開発し現在販売中
 他、数社より製品化の予定があります。
上記の様に、研究開発機関を持つ一部上場企業への搭載実績が多くあり、全ての製品がワールドワイドで販売されていることから、世界最先端技術です。
また、搭載実績からもわかる様に、商品価値の高い技術と言えます。

●(公財)北九州産業学術推進機構研究者情報ページ

http://fais.ksrp.or.jp/05kenkyusha/srchresult.asp?ID=y-sato01

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