若手研究者フロンティア研究アカデミー 九州工業大学

九州工業大学

研究者紹介

助教

若手研究者フロンティア研究アカデミー 准教授 花田耕介

世界第6位の面積を持つ日本の排他的経済水域内には,熱水鉱床やマンガンクラストなどの鉱物資源やメタンハイドレードなどのエネルギー資源,魚介類などの生物資源が豊富に存在しますが,そのほとんどの正確な資源量や分布状況は明らかになっていません.当研究室では海底資源の全自動調査システムの実現を目指し,自動で海中を航行し海底を観測する自律型海中ロボットや資源量の自動解析システムの開発などを行っています.また,開発したロボットや解析システムを使って実際の海底にある生物資源や鉱物資源の調査を行い,海底資源の持続的利用に貢献できるデータの取得に成功しています。

http://www.ccr.kyutech.ac.jp/professors/wakamatsu/w6/w6-4/entry-2701.html


特任助教

若手研究者フロンティア研究アカデミー 准教授 花田耕介

情報社会の急速な発展に伴って計算機上のデータが爆発的に増加しており、それらを有効に活用するために計算機の力を最大限引き出すことが今まで以上に重要になってきています。計算機が力を発揮できるかどうかは、プログラムの動作手順を定める「アルゴリズム」の良さに大きく依存するため、データをより効率的に処理するアルゴリズムについて日々研究しています。
例えば、データ圧縮はデータの冗長性を排してサイズを小さくし効率的に蓄積/伝達するために古くから用いられてきた技術ですが、この技術をデータ処理の観点から見つめ直し、圧縮データ上で高速に動作する「情報爆発時代のアルゴリズム」の開発を目指しています。

http://www.ccr.kyutech.ac.jp/professors/iizuka/i-12/i12-3/entry-4707.html

若手研究者フロンティア研究アカデミー 准教授 花田耕介

パワーエレクトロニクスは,エネルギーインフラを支える電力変換の重要な要素技術であり,省エネルギー化のためのキーテクノロジーとされています.その主要部品であるパワー半導体にはSiが多用されていますが,近年のさらなる高効率・大電力化のニーズに伴い,次世代材料としてSiC,GaNなどのワイドギャップ半導体への期待が高まっています.中でもダイヤモンドは,究極の半導体材料とされ,耐電圧や熱伝導など他材料と比べて優れた物性を持つ一方で,実用化に向けては大面積化や低抵抗化などの課題が残されています.本研究では,ダイヤモンドの合成から半導体物性制御に取り組み,素材の特徴を活かした省エネルギー・低環境負荷デバイスの実現を目指しています。

http://www.ccr.kyutech.ac.jp/professors/tobata/u-16/u-16-2/entry-2687.html

若手研究者フロンティア研究アカデミー 准教授 花田耕介

私たちは、生命の設計原理に基づいた合理的な創薬と発酵生産を目指して、コンピューター上に仮想細胞を構築しています。生命は、DNAやタンパク質など多数の部品から構成されたシステムです。20世紀の生物学の主要な課題は、個々の部品の性質を明らかにすることでした。現在の課題は、それら部品がどのように相互作用して生命となるのか明らかにすることです。この「システム生物学」では、生物学実験とともにコンピュータシミュレー ションが重要な研究手段です。私たちは、現在、スーパーコンピューターを用いて代謝ネットワークのシミュレーションとシステム解析を行っています。

http://www.ccr.kyutech.ac.jp/professors/iizuka/i-12/i12-3/entry-2636.html

テニュア取得者

若手研究者フロンティア研究アカデミー 准教授 川原知洋

近年、バイオや再生医療分野において、単一細胞の機能解明を行い得られた知見を基に細胞から臓器へと展開するボトムアップ的な組織構築が求められています。このような新しい技術を確立するためには、従来よりもさらに広範囲な分野横断的アプローチが必要となります。本研究では、現状の諸問題を打破するためにロボティクス、マイクロ・ナノメカトロニクス技術をベースに、諸分野のテクノロジーを統合し、マルチスケールの対象物を高速かつ精密に計測・制御するための方法論の確立、及びそれに伴う新しいセンサ・アクチュエータの創出を目指します。

http://www.lsse.kyutech.ac.jp/~kawahara/

若手研究者フロンティア研究アカデミー 准教授 福間康裕

情報化社会の進展により世界中を行き交う情報量は爆発的に増加しています。それら情報を処理する電子デバイスや記録するハードディスクドライブ等の省電力化技術の開発は重要な課題です。スピントロニクスは電子スピンのもつ特長を活かして省電力素子の実現を目指す研究分野です。当研究室では、ナノスケール磁性体の静的および動的特性を活かしてスピン流を生成し、その物理探究と共にスピン流を用いた新しいスピントロニクス素子の開発を目指しています。

http://jp.fukuma-lab.info/

大学院工学研究院 物質工学研究系  准教授 城﨑由紀

病気や事故などで体の機能を失った際,早期にその機能を回復することが望まれています。大変複雑な人間の体の機能を,いかにして回復するかという試みが様々な切り口から研究されています。当研究室では,体の機能を代替する新しい人工材料の創製に取り組んでいます。これまでに,カニやエビの甲羅に含まれる成分をケイ酸分子で修飾し,骨芽細胞あるいは神経組織の良好な再生場となる足場材料を開発してきました。今後も,世界中で入手しやすい素材を用い,できるだけ簡単な手段を用いて作成でき,かつ高機能を有する材料開発を目指します。

http://www.che.kyutech.ac.jp/chem29

大学院情報工学研究院 生命情報工学研究系 准教授 花田耕介

全ての生物は、それぞれの進化の過程で、様々な環境に適応するための形態や形質(表現型)を獲得していますが、新しく獲得された表現型の原因となるDNA配列の変化が、明らかにされていないものが数多くあります。当研究室では、植物種のゲノム配列および全遺伝子発現情報を比較して、様々な表現型に直結する分子レベルの変化を推定し、どのような形態や形質が各生物種の進化過程で獲得されてきたかを調べています。また逆の発想で、自然選択圧を受けている遺伝子の塩基置換のパターンから、今まで見つけられなかった遺伝子を同定する研究も推進しています。現在は、様々な表現型の原因となった遺伝子や新規に同定された遺伝子の機能解析も推進しています。

http://www.bio.kyutech.ac.jp/~kohanada/

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