イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

各センター等

准教授

小林 雄志

こばやし ゆうじ

所属
各センター等
学習教育センター
プロフィール
2009
東京大学
大学院新領域創成科学研究科
人間環境学専攻博士後期課程修了
2006
東京大学
大学院総合文化研究科
広域科学専攻修士課程修了

インストラクショナルデザイン⁽¹⁾との出会い、プレFD⁽²⁾に関する実地調査、自分の担当授業を改善していくための取り組み等が、現在の研究のベースになっています。
(1)インストラクショナルデザイン:教育活動の効果・効率・魅力を高めるための手法を集大成したモデルや研究分野,またはそれらを応用して学習支援環境を実現するプロセス(鈴木 2006)
(2)プレFD:大学院生を対象とした教授能力開発プログラム(根岸 2021)

受賞
大学体育研修精励特別賞(2022年3月)
大学体育研修精励賞(2019年3月)
電気関係学会四国支部連合大会 優秀発表賞(2019年9月)
the best in the Poster Presentation, Approach for high altitude in 2010 World Cup ~The case of Japan’s national team~, 4th AFC Conference 2011 Science and Soccer Medicine(2011年3月)
東京大学大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻長賞(2009年3月)

大学教育改革,教員の教授スキル向上,授業改善のための支援

● 研究テーマ

  • ❖ 大学教員の能力開発(教授スキルの向上)・キャリア形成
  • ❖ ICTを活用した授業改善
  • ❖ LMS(Moodle)における学修ログ分析

● 分野

高等教育開発・教育工学・学習分析

● キーワード

FD・プレFD、ラーニングアナリティクス、ティーチングアナリティクス、インストラクショナルデザイン

● 実施中の研究概要

❖Moodle学修ログおよび授業映像アーカイブを活用したティーチング&ラーニングアナリティクス
コロナ禍以降、LMS(Moodle)の利用が広がり、学修ログの蓄積が進んでいます。これらのデータを有効に活用するために、IntelliBoard等のMoodleと連携した学修データ分析ツールの有効性について検討しています。具体的には、分析ツールの活用により、授業運営に有効な情報が取得可能か否かの検証を、Moodle以外のデータとも比較しながら行っています(図1)。
また、対面でのアクティブラーニング型授業(図2)や同期型オンライン授業の録画データ(授業映像アーカイブ)から会話頻度や内容を分析するシステムを提案し、その評価検討も行っています(香川大学・後藤田研究室と共同)。学習者の理解度や授業への寄与度、教員の言動が授業に与えた影響等を理解するためには、会話頻度や内容を分析することが不可欠です。この分析の負担を軽減するために、本取り組みでは授業風景を容易に記録し、フィードバックを得るプロセスを授業用プラットフォーム上で実現することを提案します。具体的には、映像分析とフィードバックプロセスを一元化するためにMicrosoft Teamsを利用し、撮影された映像はMicrosoft SharePoint内に保存、Azure Video Indexerで分析された後、その結果をMicrosoft Teams上で共有する仕組みの構築を進めています(図3)。

図1 IntelliBoardによる学修ログ分析例

図2 アクティブラーニング型授業における俯瞰映像

図3 Azure Video Indexerによる映像分析例

● 過去の共同研究、受託研究、産業界への技術移転などの実績

①『非侵襲計測機器データを活用した教授スキル改善のための評価基準策定』 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月
②『ライティングスキルの指導は大学体育授業におけるリフレクションノートの記述内容および授業時の行動に影響を与えるか?』 公益社団法人全国大学体育連合 令和4年度 全国大学体育連合大学体育研究助成金 2022年2月 - 2023年1月
③『日常的な運動映像に符号化情報を付加する視聴支援システムの開発』日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2019年4月 - 2023年3月
④『英語による大学体育授業実施能力を向上させるためのeラーニング教材開発』公益財団法人 全国大学体育連合 平成31年度 全国大学体育連合大学体育研究助成金 2019年2月 - 2020年1月
⑤『実験科目における口頭試問の効果・効率向上を目指した「非同期型」口頭試問システムの構築』 芝浦工業大学 2018年度FD・SD活動助成 2018年4月 - 2019年3月
⑥『ICTを活用した青少年の運動習慣形成・継続支援 ARCS動機づけモデルに基づくeラーニング教材開発』 公益財団法人笹川スポーツ財団 2017年度 笹川スポーツ研究助成 奨励研究 2017年4月 - 2018年2月
⑦『多人数講義系専門科目におけるアクティブラーニングの実質化に向けた試み -学習管理システム及びeポートフォリオの活用-』 芝浦工業大学 2016年度FD・SD活動助成 2016年4月 - 2017年3月
⑧『大学体育授業を活用した理系の高大接続・初年次教育 ―スポーツを題材とした科学教育におけるアクティブラーニング・反転学習のためのeラーニング教材開発―』公益社団法人全国大学体育連合 平成28年度 全国大学体育連合大学体育研究助成金 2016年3月 - 2017年2月

● 過去の論文や著書などの業績

① 小林雄志, 赤木亮太, 有光琢磨, 楢崎兼司(2024)「ライティング支援のための教材は大学体育授業におけるリフレクションノートの記述内容および受講生の社会人基礎力に影響を与えるか?」大学体育スポーツ学研究(21)
② 小林雄志, 高橋光輝(2023)「ライティング科目の探究型レポート課題における自己評価の特徴」日本教育工学会論文誌 47(Suppl.)
③ 小林雄志(2023)「日本の大学におけるシラバス作成ガイドラインの調査 ―Web公開された資料をもとに―」第12回大学情報・機関調査研究集会 論文集
④ 小林雄志, 赤木亮太, 牧下英世, 後藤田中, 江間諒一(2022)「実験科目における非同期型口頭試問の実践と課題」教育システム情報学会誌 39(2)
⑤ 小林雄志, 赤木亮太, 森岡明美(2021)「大学体育授業を英語で実施する能力を向上させるためのeラーニング教材開発」大学体育スポーツ学研究 (18)
⑥ 小林雄志(2020)「大学教養体育におけるFDの動向」教育システム情報学会誌 37(3)
⑦ 小林雄志, 楢崎兼司, 赤木亮太, 小笠原理紀(2018)「大学体育授業を活用した理系基礎科目教育のための反転授業用eラーニング教材開発」大学体育 (112)
⑧ 小林雄志(2018)「教員を対象とした「授業スタイルアンケート」に基づくアクティブラーニング度の評価」岡山大学全学教育・ 学生支援機構教育研究紀要 3
⑨ 小林雄志, 楢崎兼司, 赤木亮太, 後藤田中, 篠原康男(2018)「ICTを活用した青少年の運動習慣形成・継続支援 ―ARCS動機づけモデルに基づくeラーニング教材開発―」笹川スポーツ研究助成研究成果報告書 2017年度
⑩ 小林雄志(2017)「LMSを活用した授業科目における学習ログ分析―教養教育科目『インストラクショナルデザイン入門』の事例―」岡山大学全学教育・ 学生支援機構教育研究紀要 2

● 関連リンク先

❖ researchmap

https://researchmap.jp/yj2174k

❖ より詳しい研究者データ

https://hyokadb02.jimu.kyutech.ac.jp/html/100001662_ja.html