① メディア情報処理
② 画像処理、信号処理
メディアセキュリティ、マルチメディア符号化、ディジタル信号処理、情報ハイディング、情報圧縮技法、JPEG2000
インターネット上では、マルチメディアを駆使した、ホームページが珍しくない時代です。このため、膨大な量のマルチメディア情報が、蓄積、高速伝送されることが、必要になってきています。さらに、そのコンテンツを、最終的に享受するは人間ですので、ユーザ (人間) にとって、扱いやすいマルチメディアも求められています。
伝送、蓄積されたメディアを、そのまま提示するのではなく、視認しやすいように加工したり、見たいシーンだけを流したり、あるいは、重要な部分だけをピックアップして提示したりと、ユーザが望む形で、マルチメディアを加工できれば、人間にとって、コンピュータ上のマルチメディアコンテンツは、より身近なものとなり、新しいライフスタイルを作り出すことも可能です。このような社会を実現するためには、マルチメディア (画像・映像・音声・言語) 処理、メディアセキュリティ、マルチメディア符号化、ディジタル信号処理など、マルチメディアコミュニケーションに関する基礎技術が、不可欠です。新しいメディア処理技術を、プログラミング言語で、計算機上に実装し、シミュレーション実験を行うことで、その有効性をアピールしていきます。
〈研究の社会的意義〉ユーザが望む形で、マルチメディアを加工して、マルチメディアコンテンツが、より身近なものとなり、新しいライフスタイルを作り出すことが、可能になります。
動画・画像・音声に対するメディアセキュリティ (電子透かし、ステガノグラフィ) : ある情報を、メディアに埋め込む情報ハイディングの研究をしています。
また、情報ハイディングを、セキュリティ以外の分野へ応用することも、研究しています。
情報ハイディングの実社会への応用システム
▶『反復型可逆的情報ハイディングを利用した大容量二次元コード』電気通信普及財団、代表者 (2008-2009)
▶『安全なJPEG及びJPEG 2000 ステガノグラフィの研究開発』文部科学省、科学研究費補助金、基盤研究 ( B ) 一般、分担者、 (2006-2008)
▶『リバーシブル情報ハイディングに関する研究』栢森情報科学振興財団、代表者(2006-2008)
▶『リバーシブル情報ハイディングに関する研究』大川情報通信基金、代表者 (2005)
▶『非可逆画像符号化に耐性を持つステガノグラフィに関する研究』文部科学省、科学研究費補助金、若手研究、代表者、 (2004-2006)