イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

情報工学研究院

准教授

大西 圭

おおにし けい

所属
情報工学研究院
情報・通信工学研究系
プロフィール
1974
生まれ
2003
博士(芸術工学)
九州芸術工科大学
芸術工学研究科
情報伝達専攻 
博士後期課程修了
2000
修士(芸術工学)
九州芸術工科大学
芸術工学研究科
情報伝達専攻 
博士前期課程修了

大学入学時に、人間はどれくらい機械なのかに興味があったのですが、入学後、計算機発明当初の研究者が計算機を用いて生物を合成しようとしたり、生物とは何かを追求しようとしていたことを知り、そのような研究をしたいと思いました。

人々が進化計算して人間社会の問題を解決する

● 研究テーマ

  • ❖ 進化計算
  • ❖ 生物にヒントを得た最適化手法
  • ❖ 人間を機能に取り込む最適化手法

● 分野

ソフトコンピューティング

● キーワード

進化計算、bio-inspired、最適化、人間要素

● 実施中の研究概要

人間社会には様々な問題があります。その解決策は、人々が自分たちで作り出さなくてはなりません。しかし、問題を解決しようとするとき、優れた解決策を思いつく創造的な人々がいつもいるとは限りません。集まった人々で解決策を出し合い、それを改善していくことが求められます。このとき、生物の進化がヒントになります。生物の進化は、「適者生存」の原理に基づき、いまある良いもの(個体)からさらに良いものが生み出されるプロセスです。生物の進化に学ぶ問題解決の方法も、「適者生存」の原理に基づき、人々が創った良い解決策からさらに良いものを創り出すこと、つまり解決案の改善を実現できます。このような生物の進化に学ぶ人間社会の問題解決の方法は、人間ベース進化計算と呼ばれます。
わたしの研究室では、この人間ベース進化計算の研究を行っています。具体的には、人間ベース進化計算をWeb上のシステムとして実装し、その解決案改善力を高める方法を研究しています。
人間ベース進化計算の解決案改善力を高めるためには、解決案を創り出す人々が力を発揮できるように支援することが必要です。その支援としてわたしの研究室では、問題解決中に、その解決に向けて活躍している人を参加者全員に周知するというアイデアを考え、実現しました。貢献が正当に評価されると誰でもうれしいもので、さらに貢献しようという気持ちになります。それ以外にも様々な支援が可能に思えます。そのような支援を考え、人間ベース進化計算の解決案改善力を高めていきます。

● 今後進めたい研究

人間ベース進化計算による問題解決に参加している人々に、創造性が高まるような刺激を与えることを考えていきたいです。

● 関連リンク先

❖ 研究室ホームページ

❖ より詳しい研究者情報