准教授
たなか かずあき
学生時代は計算機科学を勉強していて、研究者となってから、機械工学にかかわるようになってきました。機械工学の分野に、適切に情報技術を取り込むことで、効果の高い機械制御ができると考え、情報と機械を融合した技術にかかわる研究を進めてきています。
小さなコンピュータで産業に貢献します
計算基盤・計算機システム
計算基盤・ソフトウェア
組込みシステム、IoT、ブロックチェーン
社会の中では、目に見えないところで多くのコンピュータが使われています。さまざまな装置の中で動作するコンピュータシステムは、組込みシステムと呼ばれています。私達の研究室では、使いやすい組込みシステムの設計と開発を行っています。
実際に「使える」システムを実現するには、単に性能だけでなく、大きさや消費電力、コストにも目を向ける必要があります。このような、社会に役立つシステムを利用できるようにするための研究を行っています。
研究室で開発されたシステムの一部は、すでに産業機械に組込まれて動いています。研究の成果が、目に見える製品に役立つことが研究の目標です。
これからも多くの組込みシステムが社会の中で使われているはずです。多くのシステムが使われるような環境では、その消費電力を抑えることが重要になると考え、このようなシステムを簡単に開発できるような仕組みを提案したいと考えています。
フェイズドアレイ超音波計測装置
『被写体面積算出装置』
『被写体面積算出システム』
『被写体面積算出方法』特願2009-(2009.4) 松野国一、春田統一、田中和明、奥村克博、渡邉恭弘
2010年 経済産業省 「地域イノベーション創出研究開発事業」
2014年 中小企業庁 「新連携事業認定」
2016年 NEDO 「次世代スマートデバイス開発プロジェクト」
2017年 経済産業省 「戦略的基盤技術高度化支援事業」
2015年~ 島根県 しまねソフト研究開発センターとの共同研究