イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

情報工学研究院

准教授

植松 祐輝

うえまつ ゆうき

所属
情報工学研究院
物理情報工学研究系
プロフィール
1989
生まれ
2016
博士(理学)
京都大学大学院
2016
京都大学大学院
理学研究科
物理学・宇宙物理学専攻
博士後期課程修了
2013
京都大学大学院
理学研究科
理学・宇宙物理学専攻
修士課程修了

中学生のときに物理学に興味を持ちました。それ以来、興味を化学、工学、生命科学に広げて、面白いと思っていることを研究しています。

受賞
【受賞】第5回福井謙一奨励賞受賞(2021年)

溶液界面の物性解明と機能設計

● 研究テーマ

  • ❖ 気泡分散系の機能と物性
  • ❖ 高分子膜の水処理のプロセス
  • ❖ 水中のイオンと界面の相互作用

● 分野

生物物理、化学物理およびソフトマターの物理関連
物理化学、機能物性化学およびその関連分野

● キーワード

水、イオン、高分子、界面、電極、気泡

● 実施中の研究概要

我々の研究室では、理論ソフトマター物理学、流体力学のバックグラウンドを生かした、溶液界面の物理化学の実験研究をしています。主たる興味の対象は、コロイド界面化学、電気化学、溶液化学、分析化学です。これらの現象を基礎的な視点から研究し、生命・工業・環境・エネルギーといった分野に貢献することを研究室の目的としています。また、物理化学的な実験手法だけでなく、可視化や画像解析、装置の自動制御、分子シミュレーション、連続体モデリングといった情報工学的手法も用いて、統合的な研究を目指しています。
具体的には、水中のイオンと界面の相互作用、気泡分散系の物性と機能、高分子膜による水処理プロセス、電極付近の溶液構造とダイナミクス、コロイドとエマルションの電気物性などを研究しています。

● 今後進めたい研究

界面現象を通して、物理や化学の基礎に関わる研究や、工業プロセスの変革に繋がるような研究を進めたいと考えています。

● 過去の共同研究、受託研究、産業界への技術移転などの実績

【受託研究】①『マイクロ・ナノ界面系でのイオン流体科学の創出』(2021−2024) 科学技術振興機構・戦略的創造研究推進事業・個人型研究

● 関連リンク先

❖ 研究室ホームページ

❖ より詳しい研究者情報

https://hyokadb02.jimu.kyutech.ac.jp/html/100001537_ja.html