講師
ちょう えい
応用経済学修士課程を修了した後、金融機関のグローバル投資銀行部門を経て、異文化ビジネスコミュニケーションの現場に身を置くなかで感じた諸問題を紐解くため、言語学教授法の博士課程に進学することを決意し、今の研究テーマに興味を持ちました。
「持続可能な未来」の実現に向けた
教育プログラム設計
言語教育学
専門教育、キャリア教育、教材開発、カリキュラム設計、自律学習支援
デジタル時代において、豊富なオープンリソースにアクセスすることが可能となり、使い方次第で、学修目標に合った効率的な授業ができるようになります。外国語教育が抱えている共通の課題には、授業時間外の目標言語(英語)使用活動を支援する仕組みや、学修者の継続的なモチベーションを維持する手段を探ること等が挙げられます。また、限られた授業の時間内で何を取り上げ、どのような順序で示せば良いのかを考察する模索が、指導現場に有益な示唆を与えると思われます。
「持続可能な未来」の実現に向けた大学の英語文化コミュニケーション教育プログラムを設計するに当たっては、学修者の主体性や創造性を引き出すことを念頭に、一人ひとりの学生が将来、どんな社会人に成長していたいか、どんな目標を達成したいかを考慮すべきかと考えます。外国語環境で勉強する英語・英語圏文化の接触量を高めるよう、教室を生きたコミュニケーションの実践の場と捉え、それによって学生の自己学修能力や応用力を育てることを実現させたいと思っています。今後は異文化コミュニケーションにおける教育・研究・社会連携の連動を通じ、グローバル理工系人材育成につながる手がかりが見つかれば幸いです。