イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

工学研究院

准教授

重枝 未玲

しげえだ みれい

所属
工学研究院
建設社会工学研究系
プロフィール
1975
生まれ
2003
博士(工学)
九州工業大学大学院
2003
九州工業大学大学院
大学院工学研究科博士
後期課程設計
生産工学専攻修了
2000
九州工業大学大学院
大学院工学研究科博士
前期課程設計
生産工学専攻修了

治水と環境とが調和した川づくりのためには、砂・礫・石で構成される河床や流路変動の予測、巨石あるいは石などの流路制御の検討のためのツールが不可欠です。このツールの開発をしたいというのが現研究の動機です。

より詳しい研究者情報へ

河床および流路変動の観点から、 治水と環境とを考慮した、河道の管理法の確立に鋭意努力中です

● 研究テーマ

  • ❖流れと河床・流路変動の数値解析モデルの開発

● 分野

水工水理学

● キーワード

水工水理学、 河川工学、 ダム・湖沼工学、 氾濫の水理

● 実施中の研究概要

・河川の流れと河床変動の数値シミュレーションに関する研究
・ダム貯水池における堆砂/排砂に関する研究
・水工水理学に関する数値解析に関する研究 
・氾濫解析と氾濫時の被害軽減対策に関する研究

● 今後進めたい研究

① 治水と環境とを考慮した河道の管理法に関する研究
② ダム貯水池における流動・水質・土砂問題に関する研究
③ 市街地氾濫の予測と洪水防御対策の評価・検討

● 特徴ある実験機器、設備

● 過去の共同研究、受託研究、産業界への技術移転などの実績

水工水理学に関する数値解析モデルの開発、産学連携、民間を含む他機関などとの共同研究などを希望(技術相談、受託研究、共同研究)、種々の水理、水質、土砂問題の数値解析について技術相談に応じます。

❖ 図表・写真

混合粒径河床での河床変動と流路変動を予測でき、かつ巨石あるいは石などによる流路変動の制御が検討可能な平面2次元数値モデルの開発を行っています。

網状・蛇行流路の形成過程の河床コンター(等高線)と流速ベクトルの解析結果 (複列砂州の発生から、網状、蛇行流路の形成過程を示している。ベクトルで表示されている箇所が流路。)

● 研究室ホームページ