教授
やまわき あきら
中高生だったころ自作ゲーム(ソフトウェア)をパソコンで動かして遊んでいました。ソフトウェアはなんとなく理解できたのですが、それを動かしているこのパソコンの中身(ハードウェア)はどのようになっているのか?その真相を理解し、自分でもすごいハードウェアを開発したい!これがきっかけで現在に至っています。
研究開発を通してハードとソフトに精通した技術者になろう!
皆さんは、身の回りにある電子機器の高性能・高機能化がどんどん進んでいることを実感されていると思います。これらは、電子機器に組み込まれたコンピュータシステム(組み込みシステム)の発展によります。
高性能で高機能かつ省電力である良い組み込みシステムは、コンピュータの中核となるプロセッサを中心とした様々な周辺機器(ハードウェア)の最適な組み合わせと、それらのハードウェアを極限まで駆使するソフトウェアの調和によってもたらされます。
本研究室では、高性能・高機能・省電力な単体ハードウェア(ディジタル回路モジュール)の研究開発から、プロセッサとハードウェアの最適な組み合わせを模索する大規模ハードウェアシステムの研究開発、および、それらの性能や効率を最大限引き出すためのソフトウェア技術にわたったトータルな研究開発を行っております。
より良い電子機器の実現を目指し、研究開発の過程ではハードもソフトも自分たちで一から作って動かします。そんなものづくりを楽しみながら、終わってみたらハードもソフトもわかる技術者になっている、そのような育成も特徴としています。
① フルハードウェアによる高性能・省電力な様々なゲームとそれらを実行可能な変身ハードウェア型モバイル端末に関する研究開発
② それだけで高度な仮想・複合現実を実現できるスマートグラスの研究開発
③ 自動ハードウェア化に適した画像処理ソフトウェアライブラリの研究開発
④ 人々の生活をサポートするウェアラブル機器に関する研究開発