助教
り ぎょくけつ
人工知能
人工知能、マルチメディア
現在産業用として使われているほとんどのロボットは、ロボットが置かれた位置や動ける範囲、ピッキング対象物の位置などの情報の入力が必要で、ピッキング対象物の位置や工場のレイアウトが変更されると改めて位置情報などを全部入力し直す必要があり、問題となっています。工場のレイアウトやピッキング対象物が変わる、あるいは複雑な作業をさせる様な場面でもロボットを設置するだけで使えるようにするためには、人間と同じようにロボットが自分で考えて出来るようにすることが必要です。そこで、研究では人でも苦労するバラ積み部品のピックアンドプレイス(対象物を拾い上げ、特定の位置まで搬送する作業のこと)を自分で考えて出来るようにするため、自動的にアノテーションを用いた深層学習処理を行い、ロボットが自分で最適な把持位置を考える推定モデルを研究しています。
マルチモーダル情報を用いた物体認識の研究を行いたい。