イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

生命体工学研究科

教授

花本 剛士

はなもと つよし

所属
生命体工学研究科
生体機能応用工学専攻
プロフィール
1961
生まれ
1997
博士(工学)
九州工業大学
1986
九州工業大学大学院
工学研究科
電気工学専攻修士課程
修了

エレクトロニクス技術と制御が結びつくことで、省エネルギーかつ高機能な電機機器の制御が実現できることを学び、経験し、実際にモーターを思い通りに動かした時の達成感に取りつかれ 研究を続けています。
研究室では、省エネルギーや高機能なモーター制御方法や、環境に優しい電力変換技術の開発を、パワーエレクトロニクス技術開発を行っており、実際にモーターを動かすためソフトからハードまで含めた研究をしています。

より詳しい研究者情報へ

電力変換、高精度も省エネもこれ一台

● 研究テーマ

  • ❖モーターの高速高精度制御に関する研究、デジタル制御系の開発

● 分野

電力工学・電力変換・電機機器、パワーエレクトロニクス

● キーワード

人間新和型制御、ハードウエアー制御、パワーエレクトロニクス、高効率電力変換、モーターコントロール

● 実施中の研究概要

これからは地球環境を無視した産業活動は不可能で、産業活動を継続するためには、現有エネルギーの有効利用と自然エネルギーの有効活用を行わなければなりません。この問題に対する解決手法として、近年「パワーエレクトロニクス」が再び脚光を浴びるようになりました。「パワーエレクトロニクス」は、電気エネルギーを無駄なくかつ高精度に利用できる技術で、モバイル機器の電源から自動車、さらには産業用駆動機器にまで幅広く使用されています。
その中でも、特にモーターを高精度に高効率に制御する手法の開発や、安定で効率のよい電源の制御を行うことで、環境に調和し、人に優しい技術で社会に貢献します。

● 今後進めたい研究

① オールディジタル制御による高効率高性能な電動機駆動系の開発
② パワーエレクトロニクス技術による地球環境と人に優しい電力制御系の実現

● 特徴ある実験機器、設備

① ACサーボモーター制御実験装置
② 多慣性系振動抑制制御実験装置
③ メモリーハイコーダ

● 知的財産権(技術シーズ)

【将来考えられる関連事項】
▶モーター制御装置開発環境構築
▶モーター制御用リアルタイム実験装置

● 過去の共同研究、受託研究、産業界への技術移転などの実績

【共同研究】
▶直流電導弁の挙動及び劣化推定技術の研究(2006)
▶直流波形による電導弁の挙動及び劣化推定技術の研究(2005)
▶電流波形による電導弁の挙動及び劣化推定技術の研究
▶FPGAを用いた超高精度デジタルハードウェア制御系の開発
▶高周波三相‐単相マトリックスコンバーターを適用した電力変換装置の高効率高精度制御に関する研究

● 研究室ホームページ

ディジタルハードウェア制御系制御装置

FPGAボード

● (公財)北九州産業学術推進機構研究者ページ

http://fais.ksrp.or.jp/05kenkyusha/srchresult.asp?ID=t-hanamoto01