イノベーション推進機構 産学連携・URA領域

九州工業大学の研究者 -私たちはこんな研究をしています-

生命体工学研究科

客員教授

佐々木 巌

ささき いわお

所属
生命体工学研究科
生体機能応用工学専攻
プロフィール
1963 生まれ
2001 博士(学術) 広島大学
1988 山口大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了

磁性材料研究がライフワークとなりつつありますが、最初から磁性材料や磁気物理が好きだったわけではありません。取り組む事により興味がわき、自分の領域を広げることができたと思います。このスタンスで、研究・教育を進めています。

メカトロニクス機器を高性能化する機能性材料の研究

● 研究テーマ

  • マイクロからナノスケールで出現する現象を利用した材料の研究
  •  ❖特殊環境でも使用できる固体潤滑膜の特性向上
  •  ❖珪素鋼板の特性向上を目指した高純度Fe-Si合金の基礎研究

● 分野

機能材料 薄膜 電子・電気材料

● キーワード

スパッタリング 機能性薄膜 磁性材料 シリコン鉄 永久磁石 メカトロニクス

● 実施中の研究概要

【真空中・大気中で使用できる軸受用固体潤滑膜】
真空用ロボットや宇宙機器に使用される固体潤滑膜の長寿命化に関する研究開発を行っています。厳しい環境でロボットが動作するために欠かせない材料です。

【モータ・アクチュエータ用磁性材料】
ロボットの筋肉ともいえるモータやアクチュエータなどの高性能化に貢献できる磁性材料の開発を目指しています。磁性材料 の特性向上は環境問題の解決にもつながります。

● 今後進めたい研究

・多元系合金薄膜の基礎・応用研究
・ネオジム磁石を凌駕する永久磁石材料の開発

● 過去の共同研究、受託研究、産業界への技術移転などの実績

【受託研究】『NSKメカトロニクス技術高度化財団研究助成』分担(2013-2014年)

● 関連リンク先

❖ 研究室ホームページ