vol. 419
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■///■/■//■//■/// 産 学 連 携 セ ン タ ー N E W S
■■■/■■■//■//■■■/   【 連 携 フ ェ ア 特 別 号 】   
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■///■/■/■■■/■■■/  ■vol. 419 2012.10.03 
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編集・発行/
(公財)北九州産業学術推進機構〔通称:FAIS〕産学連携統括センター
【担当】永冨、一田
URL:http://www.ksrp.or.jp/    
E-mail:http://fais.ksrp.or.jp/MF3/?id=sangaku
※本信は、北九州学術研究都市における産学連携に関する情報を中心に
 当財団主催のイベントに参加された方々やスタッフが名刺交換させて
 いただいた皆さまを対象にお届けしております。
※配信停止・配信先変更をご希望の方は、お手数ですが
 こちらのメールフォーム ⇒ http://fais.ksrp.or.jp/MF3/?id=sangaku
 の「通信文」覧に、その旨ご記入いただき、送信をお願いいたします。
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◆◆第12回産学連携フェア◆◆

北九州学術研究都市にて第12回産学連携フェアを開催します。
地域の大学・企業などの研究成果・活動内容をセミナー、展示会などを通じて広
く紹介します。新たなビジネスのヒント、ニューパートナーをお探しの皆様に、
数多くの新技術・研究成果にふれていただける絶好の機会です。新たなビジネス
のヒントや連携パートナーをお探しの方はもちろん、学研都市に来られたことが
ない方も、ぜひこの機会にご来場ください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております!

【フェアの詳細はこちらから】→ http://fair.ksrp.or.jp/

【会 期】平成24年10月17日(水)~19日(金)の3日間

【場 所】北九州学術研究都市(北九州市若松区ひびきの)

【テーマ】「知と技術の融合」

【主 催】北九州学術研究都市産学連携フェア実行委員会
     公益財団法人北九州産業学術推進機構〔FAIS〕

【連携フェアに関する問合せ先】    
  (公財)北九州産業学術推進機構 産学連携統括センター
  産学連携フェア事務局 西、永冨、一田  
  TEL:093-695-3006 FAX:093-695-3018
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◆◆プログラムのご案内◆◆
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~目 次~
■17日(水)セミナー
【01】腸内環境改善事業による町おこし 
【02】マイクロ波化学のススメ
■18日(木)セミナー
【03】国際化と地域化に貢献できる機械翻訳
【04】環境技術研究所の挑戦~災害対策・復興技術シーズ紹介~
■19日(金)セミナー
【05】安全な消防活動を目指して
■展示会出展
【06】工業技術センタークラブ出展のご案内
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【01】腸内環境改善事業による町おこし

健康な町づくりを目指して、福岡県築上郡上毛町でCHO(腸、超、町)元気プロ
ジェクトを進めている。これは、住民の腸内環境をよくする食生活改善、それに
よって住民の健康状態を超元気にする健康づくり、住民の健康増進による町の
活性化を目指した事業である。健康実態調査、住民の腸内細菌叢分析、腸内環境
改善の伝統食レシピ集発刊などを行っており、田舎力を通しての町おこし事業
について討論する。

●日 時:平成24年10月17日(水) 13:00~14:30

●会 場:産学連携センター中会議室1

●主 催:北九州市立大学 国際環境工学部
     産業医科大学産業生態科学研究所健康・予防食科学研究室

●定 員:70名

●コーデイネーター:産業医科大学産業生態科学研究所
          健康・予防食科学研究室特任教授 徳井 教孝
●内 容
(講演1) 「上毛町の挑戦」 13:05~13:30
      岡崎 浩(福岡県築上郡上毛町教育委員会教務課長)
  福岡県東端の小さな町が、遅々とした「歩み」ながら「食育」を柱として
  事業を進めてきた中で、「腸内環境改善」による健康づくりにたどり着き、
  県内でも例のない「CHOげんきプロジェクト」への挑戦事例を紹介する。
(講演2) 「上毛町における伝統食文化の継承」 13:30~13:50
      三成 由美(中村学園大学栄養科学部教授)
  羽黒山、熊野大峰山とともに日本三大修験山に数えられる英彦山六峰の一つ
  である松尾山を見渡す福岡県上毛町に継承されている郷土食、行事食を住民
  の日常食生活に活かせるよう作成した食育レシピ集を紹介する。
(講演3)「こどもと一緒に未来をつくる」 13:50~14:20
     竹野 良一(西部ガスリビング(株)代表取締役)
 「小さな達成感」、これを味わったこども達はどんな風に成長するのだろう?
 どんな大人になっていくのだろう?健康な町の自然(山、森、里山)の暮ら
 しにチャレンジ。やり遂げた「小さな達成感」を学ぶ「チャレンジ・スクール」
 づくりを紹介する。
(総合討論)14:20~14:30

○詳細につきましては以下のURLをご参照ください。
http://fair.ksrp.or.jp/seminar/index.html

【お申し込み】
産学連携フェア特設ホームページ
⇒ https://fair.ksrp.or.jp/index.php?form=24 からお申し込みいただけます。

【お問合せ】
産業医科大学産業生態科学研究所健康・予防食科学研究室(担当:徳井)
TEL 093-691-7456 FAX 093-603-0158
E-mail tokui@med.uoeh-u.ac.jp
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【02】マイクロ波化学のススメ

省エネや低炭素化技術として注目されるマイクロ波化学の現状を解説する。マイク
ロ波技術を、プラスチックリサイクルなどのグリーンテクノロジーに関連するテー
マと、細胞培養、遺伝子増幅、医療などバイオ分野に関連するテーマで講演する。

●日 時:平成24年10月17日(水) 13:00~14:30

●会 場:産学連携センター中会議室2

●主 催:日本電磁波エネルギー応用学会(JEMEA)、
     九州工業大学 情報工学部 生命情報工学科 大内研究室、
     崇城大学 工学部 ナノサイエンス学科 池永研究室

●定 員:70名

●内 容:
(講演1)「マイクロ波化学によるプラスチックリサイクル技術」
     池永 和敏 崇城大学 工学部 ナノサイエンス学科 准教授
  マイクロ波をエネルギー源に用いると反応の迅速化および特殊化を達成できる
  ことが多く,また,省エネルギーであることから,現在,最も注目を集めてい
  る手法の1 つである。マイクロ波を用いた高分子化合物を原料に戻す化学分解
  の研究において,PETやFRの超高速化学分解やBDFの合成について解説する。
(講演2)「マイクロ波化学のバイオ技術への展開」
     大内 将吉 九州工業大学 情報工学部 生命情報工学科 准教授
  マイクロ波化学が様々なケミカルプロセスに展開されているが,この有用な
  技術をバイオプロセスに応用することを目指している。タンパク質配列解析や
  遺伝子配列解析,遺伝子増幅技術,さらには微生物培養技術や滅菌技術などへ
  のマイクロ波加熱を利用した研究を解説する。さらには,バイオプロセスと
  して物質生産と分離へのマイクロ波加熱を利用した例も紹介する。

○詳細につきましては以下のURLをご参照ください。
http://fair.ksrp.or.jp/seminar/index.html

【お申し込み】
産学連携フェア特設ホームページ
⇒ https://fair.ksrp.or.jp/index.php?form=24 からお申し込みいただけます。

【お問合せ】
九州工業大学 情報工学部生命情報工学科 大内研究室(担当:大内)
TEL 0948-29-7824 FAX 0948-29-7801
E-mail ohuchi@bio.kyutech.ac.jp
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【03】国際化と地域化に貢献できる機械翻訳

機械翻訳の歴史を遡り、最先端技術の紹介を含めて、機械翻訳の可能性の理解を
深めさせる。国際化と地域化に役立つ技術として、アラインメントや言語データ
構造化の研究を紹介する。

●日 時:平成24年10月18日(木)10:00~11:00

●会 場:産学連携センター中会議室1

●主 催:早稲田大学大学院 情報生産システム研究科

●定 員:50名

●内 容:情報爆発という現象はWebの発展によって生まれ、世界の多様な言語で
書かれたテキストは増殖の一途をたどっている。このような環境の中、企業が
新たな市場に参入するためには、Webサイトや扱い説明書などの国際化と地域化
が必須となる。この問題を解決する技術として機械翻訳が大きな期待を寄せた。
その歴史を紐解き、どういう風にうまく利用できるか、最近の技術はどこでどの
程度で役に立てるか、との問題について解説する。

●講演者:ルパージュ イヴ(早稲田大学大学院情報生産システム研究科 教授)
   械翻訳研究の30年以上の経験を持ち、機械翻訳歴史の半分を目撃し貢献
   した研究者。フランス・GETAでルールべース翻訳システムの研究してから
   京阪奈のATRのちNICTで音声対話翻訳システムの研究を行なった。また、
   類推関係に基づいた用例翻訳アプローチの代表者の一人。

○詳細につきましては以下のURLをご参照ください。
http://fair.ksrp.or.jp/seminar/days2.html

【お申し込み】
産学連携フェア特設ホームページ
⇒ https://fair.ksrp.or.jp/index.php?form=24 からお申し込みいただけます。

【お問合せ先】
早稲田大学大学院情報生産システム研究科・情報アーキテクチャ分野
(担当:ルパージュ・イヴ)
TEL 093-692-5287 FAX 093-692-5287
E-mail yves.lepage@waseda.jp
URL http://www.waseda.jp/ips/kyoin/01_8.html
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【04】環境技術研究所の挑戦~災害対策・復興技術シーズ紹介~

「災害」は究極の環境問題との認識から、環境技術研究所では「災害対策技術
研究センター」を擁して災害対策・災害復興に役立つ様々な研究を行っている。
本研究所が持つ研究・技術のうち、放射能汚染廃棄物の処理に有効な「多機能
盛土」の研究のほか、実用化に向けて取り組む主要な災害対策・復興技術シーズ
を紹介する。

●日 時:平成24年10月18日(木) 10:00~12:00

●会 場:体育館 特別企画コーナーセミナー会場

●主 催:北九州市立大学 環境技術研究所

●定 員:50名

【プログラム】
講演1 「多機能盛土による放射性物質汚染土壌・廃棄物等の隔離・保管」
    大石 徹(多機能盛土研究会(日鉄住金環境㈱環境コンサル部))
  放射性物質汚染土壌・廃棄物等の隔離・保管技術として開発を進めている
 「多機能盛土R 型」の機能の概要と福島県内で実際の放射性物質汚染汚泥を
  用いて実施した実証実験結果についてその概要を述べる。

講演2 「災害対策技術:新しい防災技術の開発に向けて」
    山本郁夫(北九州市立大学国際環境工学部機械システム工学科教授)
  災害対策技術の重要性は国内外で増しており、一刻も早い防災技術の開発と
  適用が望まれている。本講演では、これまでに開発してきた「海と空の
  防災技術」に関する紹介と陸上も含めた今後の総合的展開法について述べる。
講演3 「改質フライアッシュスラリーを使用した低炭素コンクリートによる
                       災害復興用建築材料の開発」
    高巣幸二(北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科准教授)
  震災がれきやフライアッシュをそのままコンクリートに混入しようとしても
  強度発現性および耐久性に問題が生じる。ここでは低品質なフライアッシュ
  の未燃カーボン除去による改質方法と建設廃材等の廃棄物から製造された
  低炭素コンクリートの特性について述べる。

○詳細につきましては以下のURLをご参照ください。
⇒ http://fair.ksrp.or.jp/seminar/days2.html

【お申し込み】
産学連携フェア特設ホームページ
⇒ https://fair.ksrp.or.jp/index.php?form=24 からお申し込みいただけます。

【お問い合わせ先】
北九州市立大学 環境技術研究所 北九州市立大学事務局 企画管理課 担当:三宅
TEL:093-695-3311 FAX:093-695-3368 
E-mail:s-miyake@kitakyu-u.ac.jp
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【05】安全な消防活動を目指して

本セミナーは、消防および防災分野において、1) 火災を受けた木造住宅、
2) 震災により倒壊した住宅、を対象とし、安全な消火活動ならびに救出活動を
行うために必要とされる、木造建物の構造的な成り立ち、消火活動・救出活動時
に生じうる危険性などについて説明し、これらに対する安全対策としての安定化
技術について講演を行う。過酷で複雑な環境下でも安全を確保するための安定化
技術は今後も研究を進めていく必要があり、その具体的方法について考える契機
となれば幸いである。

●日 時:平成24年10月19日(金) 14:00~15:00

●会 場:体育館 特別企画コーナーセミナー会場

●主 催:環境・消防技術開発センター(環境技術研究所・産業技術研究センター)

●定 員:50名

●講 演:「安全な消防活動を目指して」
     今野 利弘(東京消防庁 八王子消防署)
     コーディネーター 城戸 將江 
     (北九州市立大学 国際環境工学部 建築デザイン学科准教授)
  消防分野における防災について、特に木造建築物を対象とし、現場での経験と
  建築構造に関する研究成果に基づいた安定化技術を、模型による説明も交え
  紹介する。

○詳細につきましては以下のURLをご参照ください。
⇒ http://fair.ksrp.or.jp/seminar/days3.html

【お申し込み】
産学連携フェア特設ホームページ
⇒ https://fair.ksrp.or.jp/index.php?form=24 からお申し込みいただけます。

【お問い合わせ先】
北九州市立大学 環境技術研究所 北九州市立大学事務局 企画管理課 担当:三宅
TEL:093-695-3311 FAX:093-695-3368 
E-mail:s-miyake@kitakyu-u.ac.jp
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【06】工業技術センタークラブ出展のご案内

◆日 時:平成24年10月17日(水)  13:00~17:00 
     平成24年10月18日(木)・19日(金) 10:00~17:00 

◆会 場:北九州学術研究都市 体育館

◆内 容:以下について、ポスター展示による事例紹介を行います。
    ・工業技術センタークラブの紹介
    ・会員企業と工業技術センターとの共同による技術開発

○詳細につきましては以下のURLをご参照ください。
http://www.fitc.pref.fukuoka.jp/information/information.htm

※機械電子研究所による、機械電子技術部会の研究開発成果展示もあります。

【お問い合わせ先】
工業技術センタークラブ事務局 (担当:福本、田上)
電話:092-925-7400 FAX:092-925-7724
e-mail:c.club@fitc.pref.fukuoka.jp